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ダサいを解消。『靴の選び方』わからないメンズを解決する考え方と基礎知識

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質問

この服にはどの靴が合いますか?

お客様のよくある声です。『おしゃれは足元』からというように靴選びは重要な役割を果たします。靴は特に視線の集中する所なので上手な靴の選び方を解説します。

HI10×2KI

こんにちは、人と着を結ぶ一時を創る『ヒトトキ』です。

当ブログにお越し下さりありがとうございます。

『おしゃれは足元』からという格言があります。

なぜ、それほどまでに『靴』と『ボトムス(ズボン)』が重要な理由は何なのか。

その答えは『人の視線』にあります。

『人の視線』は先端部分に集まるとされています

それはどこから見始めても行き着く先は先端ですよね。

つまり『頭』『手』『足』で必ず視線は止まります。

視線の止まった瞬間に目に入る物の印象がとても大きいものです

外見で言うと『頭=頭髪や帽子顔立ち』『手=爪や手首の装飾』『足=靴や靴下』になります。

『衣類』というジャンルにおいて言えば『靴』にこだわることが重要な事なのですね

動きで言うと『手=所作』は意外と印象を左右してしまいます。

『指先』にまで力の入った指の動きをする人の手元には色気があるように指先の動き1つでも人は、その人の内面の印象を決めてしまうものです。

私個人的には『指先』の所作に関しては気を使っている部分です。

話を『シューズ』に戻すと『シューズ』に気を遣うことは『隅々まで気が配れている』と印象を与えます

ポイント

  • シューズ(靴)が浮いている⇒トップス、ボトムスを頑張っていても靴に手を抜いていれば『ダサい』という印象を与えます。
  • シューズ(靴)が汚れている⇒靴が汚れているとそれだけで清潔感はなくなり『だらしない人』という印象を与えます。

では、おしゃれな人は何に気をつけて靴を選ぶのか。

『シューズ(靴)』を『ただのデザイン』で選んでしまう人は多いのではないでしょうか?

『ファッションが得意な人』なら『シューズ(靴)』からボトムス(ズボン)、トップスを合わせていくことができますが、『ファッションに苦手意識のある人』にとっては意外と難しいことです。

『シューズ (靴) 』と『ボトムス(ズボン)』との相性と『全体のバランス』で靴を選ぶと失敗しません。

シューズ選びの始め方

  • シューズ(靴)は全体のバランスを引き締める役割
  • コーディネートには手順がある
  • シューズ(靴)は『種類』『素材』『形状』で複合的に決める
  • 自分の事を知る
  • 自分のなりたいイメージを明確に持つ
  • アイテムに落とし込む
  • 着こなしのイメージを育てる

シューズ(靴)とは全体のバランスを引き締める役割を果たすものであるから単品で選ぶと失敗する可能性が高くなります

特に隣接しているボトムス(ズボン)との相性を考えて選ぶと比較的失敗することはないでしょう。

そんなシューズ(靴)に関しての知識をアパレル経験10年以上の『ヒトトキ』が解説します

この記事を読むことでシューズ(靴)の選び方のイメージを論理的に育てることが出来ます

ポイント

この記事は

  • シューズ(靴)の選び方がわからない
  • どう合わせて良いかわからず履いていない靴がある
  • そもそも『ファッションセンスがない』と諦めている

と、いう方々に向けて少しでもお役に立ちたいという思いで執筆します。

シューズ(靴)は服屋(セレクトショップ)で選ぶと失敗しずらい

『シューズ(靴)』が欲しい!!

そう思った時あなたはどこに買いにいきますか?

ポイント

  • 専門店』⇒革靴、スニーカー、ブーツ、サンダル等シューズを専門に扱う店
  • スポーツ用品店』⇒スニーカーを中心にスポーツの観点からシューズ(靴)を扱う店
  • セレクトショップ』⇒ファッションを起点に取り扱う服のコンセプトに合うシューズ(靴)を扱う店
  • ファストファッション』⇒ファッションを起点に自社で企画する服のコンセプトに合う自社企画のシューズ(靴)を取り扱う店

多くの人は靴のバリエーションが多い『専門店』や『スポーツ用品店』に行くのではないでしょうか?

勿論、間違いではありません。

専門店やスポーツ用品店はバリエーションや数が多くサイズも豊富で選ぶことが出来る素晴らしいお店です。

『ファッションに馴染みのある人』ならその中から自分の欲しいシューズ(靴)を選び出しコーディネートを組むことが出来ます。

しかし、『ファッションに苦手意識のある人』はどうでしょうか?

『専門店』や『スポーツ用品店』でシューズ(靴)を探すと『数が多すぎてどれを選べば良いのか…』と迷った挙句『このデザイン格好良いからこれにしよ!』と購入してしまうでしょう。

実はそれが意外な落とし穴で単品で選んだシューズは意外と合わせづらいものだったりします。

ポイント

キーポイントは『ファッションを起点』に『コンセプトに合うシューズ』を取り扱う店で選ぶと失敗しにくくなります

自分の趣味趣向に合った服を買う店舗においてあるシューズは自分の着る服装に馴染みやすいですよね

その上お洒落に着目してセレクトされているのでお洒落なブランドとしても知名度があるものが多いことが理由です

『専門店』や『スポーツ用品店』でシューズを見るとどのブランドが良くてどの品番が良いのか等判断が難しくなります。

自分自身若い頃はそう感じていました。

結局何を買ったらよいかわからないことや、買ったけど『おしゃれ』なのかわからず靴箱に眠っているシューズがあるのではないでしょうか?

シューズ(靴)はボトムス(ズボン)との相性で選ぶ

『シューズ(靴)選び』には特に隣接している『ボトムス(ズボン)』との相性で選ぶことが重要です。

ポイント

  • 『カジュアルなボトムス(ズボン)にはキレイ目要素のあるシューズ(靴)を選ぶ』⇒カジュアル×カジュアルでも良いがトップスにキレイ目を持ってくる必要がある。
  • 『キレイ目なボトムス(ズボン)にはカジュアル要素のあるシューズ(靴)を選ぶ』⇒キレイ目×キレイ目でも良いがトップスにカジュアルを持ってくる必要がある。
  • 『裾の細いボトムス(ズボン)にはすっきりとした形状のシューズ(靴)を選ぶ』
  • 『裾の細いボトムス(ズボン)には敢えてインパクトのある形状のシューズ(靴)を選ぶ』
  • 『裾の太いボトムス(ズボン)には小さいシューズはバランスが悪いので少し大振りのシューズ(靴)を選ぶ』
  • 『裾の太いボトムス(ズボン)には大きすぎるシューズは裾のダボ付きがだらしないのでスマートなシューズ(靴)を選ぶ』

一見相反することもあるように見えるますこれらの要素を組み合わせることでバランスを保つことが重要です。

キレイ目:カジュアル=7:3のバランスが大人っぽく上品なスタイルです。

ボトムス(ズボン)とシューズでバランスを取っておけばトップスは何を選んでも意外と失敗しにくくなります

シューズ(靴)の種類によって変化する印象

『シューズ(靴)』とは足に履く衣類を意味します。

『スニーカー』『革靴』『ブーツ』『サンダル』を総称して『シューズ』と言います。

では、それぞれのアイテムはどのような役割を果たすのかを確認します。

スニーカーの役割と与える印象

『スニーカー』とは堅い革靴の対比として柔らかく足音が立たない靴として生まれました。

運動靴からファッションへと変遷を遂げた履物のことです。

様々な運動靴から由来するスニーカーには『テニスタイプ』『ボードタイプ』『スケータータイプ』『ランニングタイプ』『バスケットボールタイプ』『アウトドアタイプ』に分類されます。

『スニーカー』は運動靴から由来するためスポーティでカジュアルな印象が強い履物です

しかし、カジュアルな中でもキレイ目で上品に分類するものからカジュアルでスポーティなものまで印象が大きく変化します

ポイント

『スポーツの種類』『素材』『形状』の違いでカジュアルなものからキレイ目なものまでバリエーションが様々です

『履き口の高さ』『紐の有無』『機能デザイン』『素材の凹凸と艶』で判断します。

スポーツからアプローチする選び方と形状や特徴からアプローチする選び方に分かれます。

基本的にはカジュアルなスタイルやキレイ目スタイルの外しとして『スニーカー』が選ばれます

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革靴の役割と与える印象

『革靴』とは革製のフォーマルな履物です。

起源は地面から足を守る意味で木などより柔らかい動物の皮を使って作られた物ですね。

15世紀になると『ラスト』という木型を使って生産する現代の『革靴』の形になりました。

19世紀になるとミシンやプレス機が開発されて大量生産が可能になり貴族だけではなく庶民へと広がっていきます。

洋服であるスーツスタイルには『革靴』、和服には『草履』というように、スーツスタイルであるビジネスと『革靴』の相性が良いのはスーツとなじみ深い歴史からも紐解かれますよね。

一見フォーマルでスーツに履くものと思われる『革靴』にも街着でカジュアルに履けるものも存在します

上品でキレイ目な『革靴』の中にも上品で洗練されたものから無骨でカジュアルなものまで印象が大きく変化します

ポイント

『素材』『形状』の形状の違いでカジュアルなものからキレイ目なものまでバリエーションが様々です

『つま先』『デザイン性』『素材の凹凸と艶』『縫い目』『靴底』で判断します。

基本的にはキレイ目で上品なスタイルやカジュアルスタイルを引き締める外しとして『革靴』が選ばれます

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ブーツの役割と与える印象

『ブーツ』とはくるぶしまでを覆う足、又はそれ以上の脚を覆う履物ですね。

『ブーツ』は周囲の環境から足又は脚を守る為に作られたものが多く丈夫な『革』や『ゴム』を素材として作られます。

その用途は乗馬やアウトドアから生まれた娯楽のものから木材の伐採や工事に使われる労働用ブーツ等様々なものがあります。

一見革製で上品な靴かと思いきや労働に使われる物的で作られたようなカジュアルなものも存在します

『ブーツ』の中にも上品で洗練されたものから無骨でカジュアルなものまで印象が大きく変化します

ポイント

『素材』『形状』の違いでカジュアルなものからキレイ目なものまでバリエーションが様々です

『履き口の高さ』『つま先』『デザイン性』『素材の凹凸と艶』『縫い目』『靴底』で判断します。

基本的にキレイ目で上品なスタイルや無骨で男らしいスタイルとして選ばれます

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※ブーツの決め方に関しては後日別記事で執筆予定です。

サンダルの役割と与える印象

『サンダル』とは足全体を覆わず紐やバンド等で足を固定する履物ですね。

『サンダル』=夏の履物をいう印象を持っている人も多いと思います。

本記事では春、夏、秋に履くことが出来るファッションアイテムとしての『サンダル』を解説します。

ビーチサンダルとスニーカーの良い所を取ったスポーツサンダルと健康サンダルとして人間工学に基づく作りのビルケンシュトックのサンダル等がそれにあたります。

サンダル作りから基本的にスポーティでカジュアルな印象の強い履物です

しかし、カジュアルな中でもキレイ目で上品に分類するものからカジュアルでスポーティなものまで印象が大きく変化します

ポイント

『素材』『形状』の違いでカジュアルなものからキレイ目なものまでバリエーションが様々です

基本的に『ソール(靴底)の形』『アッパーのデザイン』『形状』で判断します。

基本的にはカジュアルなスタイルやキレイ目スタイルの外しとして『サンダル』が選ばれます

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シューズ(靴)はTPOで選ぶことが重要

『TPO』とは適材適所の事ですね。

要するに、その時その場所に応じた格好をすることは『シューズ』においても求められます

例えば面接でスニーカーを履いていく人はいないでしょう。

真冬にサンダルを履く人もいないでしょう。

ポイント

ここまでの極端な例ではないにしろ、歩く距離が長い予定なのに革靴を履いているや海に靴の脱ぎ履きが多い場所に行くことが分かっているのにブーツを履いていく等も同様ですね。

例え『おしゃれな着こなし』であったとしても、その場に合っていない違和感のある格好は『残念』な印象を与えてしまいます

季節感や履いていく場所、目的を明確にした上で『シューズ』を選ぶことが重要ですね。

シューズ(靴)は日常のケアによる清潔感が大事

折角お洒落にまとめていても『清潔感』が無ければ台無しです

特にシューズは足に履き地面に接する衣類であるから汚れやすいですよね。

汚れてよれよれのなっているシューズはそれだけで『清潔感がなく』『だらしない』印象を与えてしまいます

日ごろから簡単にできるケアは最低限行いましょう。

ポイント

  • 汚れを取り除く』⇒素材によって多少のケア方法は変わりますが乾いた布でふき取ることや柔らかいブラシで誇りを取るだけで大きな違いが出ます。
  • 黒ずみを取り除く』⇒白のスニーカーは特に黒ずみの汚れが出来やすいです。汚れてない消しゴムで軽くこすってあげるだけで大きな違いが出ます。汚れている消しゴムはさらに汚してしまうので注意。
  • 汚れ予防をする』⇒撥水スプレーをかけるだけで水だけでなく汚れの付着も抑えることが出来ます。素材によって染みが出来るものもあるので使用法には気をつける。
  • 濡れたまま放置はしない』⇒雨等でぬれたシューズを放置すると雑菌の繁殖のもとになります。新聞紙を詰める、風通しの良い所で乾かす等で大きな違いが出ます。日光に当てると変色の原因になるので直射日光には注意。

まとめ:シューズ(靴)選びはバランスを考える

と、いうわけでまとめると

まとめ

  • シューズ(靴)は全体のバランスを引き締める役割
  • コーディネートには手順がある
  • シューズ(靴)は『種類』『素材』『形状』で複合的に決める
  • 自分の事を知る
  • 自分のなりたいイメージを明確に持つ
  • アイテムに落とし込む
  • 着こなしのイメージを育てる

最後まで読んでいただきありがとうございます。

シューズ(靴)選びはバランス考えることでスムーズに行うことが出来ます。

是非この機会に一度考えていただければ幸いです。

HI10×2KI

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