近年、キャッシュレス決済の普及と共に、『財布の必要性がないのかな…』と考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、使用する財布の小型化は進んだとしても、財布自体を持たない人はあまりいないですよね。
例え、大きな財布を持たなくても、カード入れや定期入れ等、財布に代替えするモノや小型の財布さえ要らないという人は少数派。
最低限ビジネスマンなら、名刺入れは当然のように持ち歩くでしょう。
財布と名刺入れ、定期入れは同じブランドで探している人は多いですよね。
私たちの日常に密接に関りの有る小物は、印象を左右する大きな要因になります。
ポイント
メインで見えない小物であるからこそ、時折見せるモノのこだわりは、その人の身嗜みの一部として見られてしまいます。
財布と言っても、あからさまにブランドアピールしたハイブランドや、大学生が持つようなイメージを与えるモノに、アウトドアやアクティブの際に手軽に使えるモノ等様々な種類があります。
では、『何を基準で財布を選べば良いかわからない…』という人もいるのではないでしょうか。
財布は、身近に使うモノであるからこそ、ブランドやデザインだけではなくTPOやその人に合わせた使い勝手が求められます。
そんな財布に関しての知識をアパレル経験10年以上の『ヒトトキ』が解説します。
この記事を読むことで、ビジネスでも私服でもおしゃれに身に着ける財布のイメージを論理的に育てることが出来ます。
記事の信憑性
記事を書いている私はアパレル歴10年以上実務40,000時間以上経験しています。
販売員・店長・仕入にも携わってきました。
自分自身も昔はファッションがよくわからず何がお洒落なのか…という悩みも多い『ただ服が好きというだけの普通の人』でした。
しかし、たくさんのお客様と接しコーディネートもさせていただく中で知識と経験を確立する事ができました。
色々な服を着て見て触って体感した中で『ファッションの根本には言葉で説明できる法則性はある』と実感しています。
そんな『ヒトトキ』が『ビジネスでも私服でもお洒落に決める腕時計』の選び方を紹介させていただきます。
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財布の選び方は5つの特徴で複合的に決まる
ポイント
- 『素材』⇒ナイロンや合成皮革(フェイクレザー)のような化学繊維で作られるモノはカジュアルな印象。本革のモノは上品で大人の印象。
- 『形状の種類』⇒持ち運びやすい少しカジュアル見えするコンパクトな財布はカジュアルな印象。長方形型の長い財布は上品な大人っぽい印象。
- 『収納力』⇒札、カード、小銭入れから領収書まで収納力が多い程ぶ厚くカジュアルな印象。すっきりと薄い方が上品な印象。使用用途で考慮。
- 『色』⇒黒、グレー等落ち着いた無彩色は上品で大人っぽい印象。ブラウンはクラシック、ネイビーは爽やか、イエロー、レッド等のアクセントになる明るい色含めて有彩色は程度の差はあれどカジュアルな印象。
- 『デザイン』⇒シンプルで艶の有るモノ程上品な印象。パーツ等で飾るデザインフルなモノ程カジュアル。
財布と一口で言っても、多くのブランドから様々な形が作られていますよね。
ブランド、型番別に機能性、コンセプトやターゲットを決めて作られています。
大きな作りで見分けると『形の種類』と『素材』が大きく印象を左右します。
さらには、『プライベートで使う』のか『ビジネスで使う』のか『兼用で使う』のか自分のスタイルにあった収納力等、機能面も考慮が必要ですね。
特に、学生の頃とは違い大人の男性が持つ財布には、『とにかく目立つハイブランドを持てば良い』というわけではないでしょう。
有名なブランドであろうがなかろうが、小物までこだわって魅せる大人の品の良さが求められます。
つまり、複合的に見て自分の必要とするTPOに合っているかを判断する必要があるという事ですね。
素材で選ぶ
財布の印象を大きく左右するのは、やはり見えている部分の多いメインの素材です。
高級志向で上質なモノの方が、大人っぽくて上品な印象を与えます。
値段も上がりますが、年に何回も買い替えるモノではなく長く使えるので納得のいくモノを選びましょう。
高級感のある洗練された大人の『本革(レザー)』
動物の『皮』を鞣す事で防腐処理を施した『革』製品です。
革の種類や部位、品質で、印象は大きく異なるモノの大人の男性が持つ財布としては、やっぱり本革を選ぶ人が多いですよね。
高級感があり洗練された大人のこだわりのアイテムです。
ここからは、財布に使われることの多い革の種類や名前を紹介します。
滑らかで耐久性の高い『牛革』
革製品としては、一番スタンダードに使われる牛の革です。
滑らかで耐久性の高さが特徴ですね。
カウハイドやステアハイド等、性別や年齢によって名前が変化します。
合わせて、キメの細かさや肌さわり等が違い価格帯も変化します。
高級感のある艶が美しい『馬革』
高級感のある艶が特徴の馬の革です。
耐久性が高く固めで型崩れしにくいのが嬉しいポイントです。
『コードバン』という少量しか取れない馬の尻の革は革のダイヤモンドと言われる高級素材です。
柔らかくナチュラルな『羊革』
しなやかな表情が特徴の羊の革です。
柔らかい肌触りとナチュラルな印象がポイントですね。
『シープスキン』や『ラムスキン』等、性別や年齢によって名前が変化します。
合わせて、キメの細かさや肌さわり等が違い価格帯も変化します。
柔らかく上品な『山羊革』
凹凸のある表情が特徴の山羊の革です。
薄くて柔らかい使い勝手の良さに加えて、併せ持つ耐久性が魅力ですね。
『シボ』と呼ばれるシワのような凹凸が上品な印象を与えます。
キズも目立たちにくく使い易いのが嬉しいポイントです。
手軽に使える『豚革』
扱い易く比較的価格帯も安価な豚の革です。
軽量で柔らかい上、耐久性も申し分ない凡庸性が魅力です。
一昔前は毛穴の目立つ革だったのですが、技術の進化と共に目立たなく加工されているので選び易くなりましたね。
独特な雰囲気で高級感のある『エキゾチックレザー』
『ワニ』や『リザード』、『パイソン』等、一風変わった革表面の柄が特徴の動物の革です。
高級感のある印象を与えるモノが多い至高品ですね。
勿論価格も高く特別感があります。
経年変化を楽しむナチュラルな『ヌメ革』
表面加工を出来るだけ省いた牛革です。
防腐処理を行う鞣し時に、植物性のタンニンを使う為、柔らかく自然な風合いを楽しむことが出来ます。
ポイント
反対に、化学物質を使って鞣すクローム鞣しは、ソファなどに使われる事の多いハリのある耐久性の高い革製品が出来上がります。
手間のかかるタンニン鞣しで作られるヌメ革は価値が高いですね。
使い込むほどに表面の色が変化する経年変化を楽しむ事が出来るこだわりの逸品です。
耐久性が高く使い込むほど艶の増す『ブライドルレザー』
高い耐久性を必要とされる馬具に用いられる革の事です。
乗馬において装着物の破損等で、落馬のようなアクシデントが起こると命の危険が伴いますよね。
ポイント
つまり、馬具に使われる革は、丈夫で耐久性の高さを要求されます。
多量のロウを練りこんだ牛革は、新品の状態ではプルームと呼ばれる白い粉が浮き出ています。
使い込むと白さが消えて艶が増し、上品な印象が更に増す長く使える至高の革ですね。
高級感の艶がある稀少な『コードバン』
少量しか取れない馬の尻の革です。
その稀少性から革のダイヤモンドと言われる高級素材ですね。
艶のある表面が特徴で、透明感と光沢感が類を見ない逸品です。
使い込むうちに更に艶を増す経年変化が魅力の長く使える至高の品ですね。
手軽にカジュアルに使える『合成皮革(フェイクレザー)』
布地に合成樹脂でコーティングした素材です。
革に似せて作られる事で、合成皮革(フェイクレザー)と呼ばれます。
水に強く汚れも気にせず使い易い上に、比較的価格設定が安い事がメリットですね。
近年のフェイクレザーは、本革と見分けがつかない程制度の高いモノも増えましたよね。
ポイント
しかし、デメリットとして本革と違い長く使えない事です。
合成皮革(フェイクレザー)は、日差しや経過年月で劣化が進み表面が剥げてきます。
見た目にも少し安っぽい印象は隠しきれないので、長く使う財布だからこそ大人の男性は本革を選びたいですね。
アクティブでスポーティな『ナイロン』
アウトドアブランドのカジュアルな財布によく使われるナイロン素材財布です。
水に弱く重さがある本革に比べて耐水性、防汚性に優れ軽量で使い易いのが特徴ですね。
『マジックテープ』や『プラスチックのスナップボタン』で開閉できるものが多く、総じてカジュアルで子供っぽいのがデメリットです。
水や汚れる恐れのあるアウトドアシーンやスポーツシーン以外では避ける方が無難です。
形状の種類で選ぶ
大きさや厚みにより印象は大きく変化します。
与える印象はさることながら、日常的に使うモノであるからこそ、自分の使用用途にあった容量を考慮する必要がありますね。
ポイント
- 『二つ折り財布』
- 『三つ折り財布』
- 『長財布』
- 『ラウンドファスナー』
- 『L字ファスナー』
- 『コインケース』
- 『定期入れ』
- 『名刺入れ』
コンパクトに手に馴染む使い易さ『二つ折り財布』
お札のサイズ程度の横長の長方形を、真ん中で半分に折り畳んだ正方形型の財布ですね。
掌に収まるサイズ感で、ポケットにすっぽり収まる為使い易さが特徴的です。
一方で、厚みの出るカジュアルな印象が強くなります。
片面にカードケース片面に小銭入れと札収納が一般的で、財布に物をあまり入れない細かく整理出来る人に向いています。
コンパクト且つ収納力も高い『三つ折り財布』
二つ折り財布よりも縦長の長方形を三つ折りにした、コンパクトでも少し容量を増やした形状の財布ですね。
正方形に近い二つ折り財布に比べ、少し長方形型の上品な印象を与えます。
開きっぱなしで収まり感のない二つ折り財布と比べて、パーツで留める安定感は抜群です。
開きを抑える分厚みも軽減できる事で、上品に持つ事が出来ます。
二つ折りでは少し容量が足りないけど、大きいサイズの財布を持ちたくない人に選ばれます。
収納力を確保したい上品な大人の『長財布』
札二枚分横に並べた大きさの長方形を、半分で二つに折った長方形型の財布ですね。
長方形型のすっきりとした形が、ジャケットの内ポケットに入れて持ち運ぶ等、大人のビジネスマンにもピッタリの上品な印象を与えます。
一方で、お尻のポケットに入れて持ち運ぶと、変形やスリの危険性も増すので、バッグの中の収納が望まれます。
両開きの長方形の為、札入れとカード入れ、小銭入れ等の容量が増えて収納力が上がるのが特徴です。
収納力が高く上品に決まる、出来る大人に選ばれます。
大容量が魅力のセキュリティに強い『ラウンドファスナー財布』
財布の淵に沿って、丸くファスナーの施された財布ですね。
ラウンドZIPと呼ばれることもあります。
ZIPを淵に取り付ける分、厚みもサイズも大きくなるため容量の多さを特徴とします。
ZIPを開けなければ中身を見れないので、ちょっとしたセキュリティ対策としても役に立ちます。
『長財布』と『二つ折り』のラウンドファスナー型が有りますが、総じてつ大きい作りで容量が増えますね。
札種やカードの量に小銭入れから領収書等、とにかく財布に入れる容量が必要な人に選ばれます。
ポケット収納には不便な大きさなので、バッグを持ち運ぶ人に向いている財布ですね。
ただ、わざわざ会計時にZIPを開閉する行動は、意外と手間になるのがデメリットです。
コンパクトでキャッシュレス時代に嬉しい『L字ファスナー財布』
L字型にファスナーのついた、開け閉めを楽に出来る財布です。
基本的に、ちょっとした札と小銭に数枚のカード等の収納が可能な小型の作りになっています。
キャッシュレス決済と併用で使う持ち運びにも困らないコンパクトさが魅力ですね。
財布をあまり持たない今の時代に増えつつある形です。
ちょっとした外出に役立つ『コインケース』
『コインパース』とも呼ばれる事のある、いわゆる『小銭入れ』ですね。
バッグなどの手荷物を持たなくても、手軽にポケットに入るコンパクトさが魅力です。
少しの小銭と折りたためば札を入れて使う事も出来るモデルも多いですね。
ビジネスの場に使うにしては、あまり向かないカジュアルな印象を与えます。
札入れと小銭入れを分けて持ち歩く人か、ちょっとした外出時に使う手軽な財布として選ばれます。
財布と揃えて持ちたい電車を使う人には必須の『定期入れ』
片手に収まる程度で数枚のカード収納が可能な薄手のケースですね。
改札口でわざわざ財布を出すのが面倒くさい人には必須のコンパクトに身に着けるアイテムです。
財布と合わせて同じブランドやシリーズを合わせて統一感を出すとおしゃれですね。
キャッシュレス決済と併用で財布代わりに手軽に使う人も増えています。
ビジネスマンには当たり前の必需品『名刺入れ』
名刺サイズが二枚入る長方形を半分で折りたたんだ形が一般的ですね。
少し量の入るマチのある片面の収納部と、貰った名刺をすっきりしまえるマチなしの片面の収納部が一般的です。
取引先や営業など、対お客様のシーンで使う事がメインなので印象を大きく左右される小さくてもばかにできない重要な役割を果たします。
財布と合わせて同じブランドやシリーズを合わせて統一感を出すとおしゃれですね。
収納力で選ぶ
『財布なんて、ただお札と小銭とカードを入れるだけでしょ?』と思う人もいるのではないでしょうか。
札収納や小銭入れのサイズや構造とカード収納の枚数は重要です。
自分の『財布を使う用途』に合わせて選ばなければ、収納しきれない事がありますよね。
出来るだけ収納力に富んで、すっきりと品よく見える容量を選びたいですね。
札収納部のセパレートの有無
1万円札、5千円札、千円札が一緒に収まっているのが、気になる人もいれば気にならない人もいますよね。
領収書を保管する人であれば、札と一緒に入っていると邪魔だという人もいるでしょう。
意外と重要なのが札収納部の数です。
小型のコンパクトな財布であれば一つのモノが多いです。
長財布になると、2つに区切りの有るセパレートタイプも見受けられますね。
財布の中をちゃんと整理したい人はセパレートが安心します。
札収納部の大きさ
『財布だから札がちゃんと収まるのが当然!』と思っている人もいるのではないでしょうか。
意外な事に、札種毎に大きさが違います。
特に、気をつけなければならないのが海外のブランドです。
ポイント
日本のブランドであれば、日本紙幣の大きさを考慮して作られていますが、海外には日本よりも小さい紙幣が存在します。
故に、日本の札を収納すると上部が飛び出してしまう事もあります。
財布の端から出る紙幣は見苦しい上にぐちゃぐちゃになる事も。
大人のたしなみとして、キレイに管理できる大きさを選ぶと魅力的ですね。
小銭入れの大きさとマチ
会計の時に必ず起こるのが小銭の受け渡しです。
小銭はかさばる為、財布に厚み生み出します。
パンパンに張った財布程不細工なモノはないですよね。
ポイント
小銭を出すのが面倒くさいと札で払う事が多い人もいるでしょう。
そんな面倒くささは小銭入れの出し易さ、出しにくさにも起因します。
サイドにマチが合って、しっかり開く財布を選ぶ事で小銭の識別がしやすくなります。
財布の厚みを抑えるすっきりとした形状を保つ為にも、小銭の出し易さは注意したい所ですね。
カード収納の枚数
クレジットカードにキャッシュカード、ポイントカードに等、財布の中はいっぱいになる人がいますよね。
保険証や診察券等意外とかさばるカードも多いですよね。
近年では、キャッシュレス決済やネットバンク等、カードの量を減らす事ができるようになっています。
しかし、多くの人は5枚~10枚程度は入っているのではないでしょうか。
札収納部や小銭入れに、裏の空きスペースなどに無理やり突っ込む人もいますよね。
ポイント
カードで、いびつに膨れ上がった財布を見て洗練された大人の上品さを感じる人はいません。
カードポケットにしっかりと収納する事で、いびつなふくらみは避けて上品な印象を演出できます。
大人のたしなみとして、自分の手持ちカードに合ったカードポケットは必要です。
あまりにもカードが多い人は、カードケースを別に併用して使う事をお勧めします。
財布と揃えられたカードケースは、格好良い大人の男性を演出できますね。
色で選ぶ
ファッションアイテムにおいて、色は印象を左右する大きな要因になります。
小物だからアクセントに派手な色を持つ!という人もいるでしょう。
しかし、あまりにも派手な色では、ビジネスシーンでは不釣り合いになりますよね。
TPOに合わせて選ぶ必要があります。
ポイント
- 『ブラック、グレー』⇒上品で大人っぽい洗練された印象。フォーマルからカジュアルまで使える安心感。
- 『ブラウン、カーキ』⇒クラシックで落ち着いた印象。少しカジュアルな雰囲気がと良くなるが馴染み易い。
- 『ネイビー』⇒大人の男性をクールに格好良く印象。少しカジュアルな雰囲気ではあるがフォーマルからカジュアルまで馴染む。
- 『アクセントカラー』⇒イエローやレッド、ブルー等ポップでカジュアルな印象。フォーマルでは避けるのが無難。
デザインで選ぶ
財布は小さなモノですが、シンプルで定番的なモノから、独自性のデザイン性で魅せる特殊なモノまで様々です。
フォーマルを意識するなら、シンプルで定番的なモノが向いていますよね。
シンプルで艶感の有るモノ程、上品な印象を与えます。
反して、パーツ等で飾るデザインフルなもの程、カジュアルな印象を与えます。
ハイブランドのようなロゴが前面に押し出している財布は、少しカジュアルな印象が強く、若者向けに見えてしまう感がありますよね。
大人が上品に魅せる財布は、素材そのものでどことなく上品さが伝わるモノが魅力的です。
オンでもオフでも大人の日常を飾るこだわりの財布ブランド6選
では、腕時計で代表的で有名なブランドとは何があるのか気になる所でしょう。
特に、大人が使う財布はがブランドアピールが少ないさりげなく気品を感じる素材感が魅力的です。
少し高価でも確かな品質に定評のある長く使える愛用ブランドを紹介します。
耐久性と上品さを併せ持つ愛用品『Whitehouse cox(ホワイトハウスコックス)』
pick up
『Whitehouse cox(ホワイトハウスコックス)』
1875年、ホワイトハウス氏とサミュエル・コックス氏により創業された英国の老舗ブランド。
創業当時は、馬の手綱や鞍等の馬具や英国軍向けの製品を製造していた。
1930年代、ペットの首輪やリードにはじまりカフスボタン入れや、シャツのカラーボックス等のファッションアイテムの製造を始める。
1970年代、百貨店に卸していたペット用のブライドルレザーを使った首輪やリードが『ラルフ・ローレン氏』の目に留まり、ポロブランドとしての人間用のベルトの製造を依頼したことで大ヒットアイテムを生み出した。
さらには1980年代、エリザベス女王の愛犬用の首輪やバッグを献上する程の、品質の高さと功績により世界中に愛用される人気を生み出した。
現在では、英国での『エッティンガー』『グレンロイヤル』に並ぶ革の御三家と呼ばれる程の老舗ブランドとして広く認知されている。
英国うまれの長い歴史と高品質なこだわりのモノづくりを継承する知名度の高い老舗ブランドです。
多くのファッショニスタからアパレル関係者にもファンの多いこだわりのブライドルレザーで作られる至高の逸品ですね。
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英国御用達の品質を誇る『ETTINGER(エッティンガー)』
pick up
『ETTINGER(エッティンガー)』
1934年、英国軍の裁縫職人の家系であったゲイリー・エッティンガーによりロンドンで創業。
『旅を通じて、訪れた国や地域のその文化や風土、邂逅を楽しむ』という意味で、同氏によって作られたタイムレストラベラーという造語に相応しく、物事に真摯に向き合い事業の礎を築いてきた。
1996年、エレガントで上質な職人によるモノづくりが認められ、ウェールズ皇太子によりロイヤルワラント(英国皇室御用達)を受賞。
2007年、王室の人しか使えないカラーであるロイヤルパープルの商品への使用が許可されロイヤルコレクションがデビュー。
1999年、日本に上陸し多くの人に長く愛されるブランドとして広がって行った。
象徴とされるのは、内側と外側の革の色が違う2トーンカラーと、スーツに入れても違和感がない程の薄くて丈夫さが特徴的な革の財布。
現在では、英国での『ホワイトハウスコックス』『グレンロイヤル』に並ぶ革の御三家と呼ばれる程の老舗ブランドとして広く認知されている。
英国うまれの長い歴史と高品質なこだわりのモノづくりを継承する知名度の高い老舗ブランドという事です。
薄い革で作られる、上品で洗練された印象にジャケットのポケットに入れ易いビジネスマンにも嬉しい逸品ですね。
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繊細で丈夫な確かなモノづくりが光る『GLENROYAL(グレンロイヤル)』
pick up
『GLENROYAL(グレンロイヤル)』
1979年、スコットランド中西部のエア・シャーでピーター・パティソン氏により創業。
繊細で堅牢なレザークラフトを職人のハンドメイドで作り続けているブランド。
世界的な老舗ブランドが存在し『長い時間をかけて良いものを作り継承する』という文化が根付くスコットランドにおいて『MADE IN SCOTLAND』を継承する老舗ブランドとして認知されている。
全ての製品に馬具として使用される程の、堅牢で製法や加工に技術を要するブライダルレザーを使用される伝統のレザーグッズを作るメーカーとして高く評価されている。
ロイヤルワラント(王室御用達)の称号を持つメーカーのOEM(受注生産)も手掛けた実績もある高い技術を証明している。
1990年初頭には、日本に初上陸を果たし、多くの人に長く愛されるブランドとして広がって行った。
現在では、英国での『ホワイトハウスコックス』『エッティンガー』に並ぶ革の御三家と呼べばれる程の老舗ブランドとして広く認知されている。
スコットランドうまれの長い歴史と高品質なこだわりのモノづくりを継承する知名度の高い老舗ブランドです。
確かな技術で作られる繊細なモノづくりが光る長く使える愛用品ですね。
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卓越した素材選びが光る国産の『GANZO(ガンゾ)』
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『GANZO(ガンゾ)』
1917年、東京にて味岡順太郎氏によって合名会社味岡順太郎商店を設立。
皮革小物類の製造卸販売業を開業し、都内有名百貨店と取引を始め、1951年には全国へ拡大していった日本のブランド。
百貨店と長い取引の中、信頼関係を築きながらも1977年自社製造工場を設立。
1999年に、イタリア語で『いいね』を意味するGANZOブランドが立ち上げられた。
2000年代になると、表参道や心斎橋に六本木ヒルズ、銀座等主要都市に直営店を立上げる。
『時を重ねるほどに、輝くもの。GANZOは、あなたの手によって”世界最高”の完成品となる。』というコンセプトの基、持つ人の個性によって変化する唯一無二のエイジングを楽しむ逸品を作り出す。
職人の卓越した技術力と素材選びの目利きで生み出される革製品は、日本のみならず海外からも注目されるブランドとなった。
確かな実績と技術力に裏付けられた国内生産の老舗のブランドです。
直営店を始め、全国の有名な百貨店での信頼を築かれた至高の逸品ですね。
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世界に発信する日本の品質を誇る『FARO(ファーロ)』
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『FARO(ファーロ)』
1965年、日本の伝統技法により生まれた日本のブランド。
世界に誇れる日本のクオリティを日本から発信したいという思いから誕生。
『FARO(ファーロ)』が目指すのは、道具としての機能美の追求。
高度な技術をひけらかすのではなく、あくまでも機能としての美しいデザインとして存在感を放つ。
素材や製造工程にこだわって作られる、繊細で上品な製品は工芸品として飾るモノではなく、あくまでも日常生活の道具として使う為に作られる。
まさに、実用性と美しさを兼ね備えた日本の革製品を世界に発信するブランド。
特に『水染め』や『ベタ貼り』といった日本の伝統技術を駆使して作られる薄くて暖かみのある上品な革財布が人気の火付け役になった。
世界に発信する日本の確かな品質を誇るブランドです。
日常生活に馴染む高品質なこだわりのモノづくりを誇る逸品ですね。
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手に馴染む柔らかい雰囲気が決め手の『IL BISONTE(イルビゾンテ)』
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『IL BISONTE(イルビゾンテ)』
1970年、ワニー・ディ・フィリッポ氏によってイタリアのフィレンツェで創業。
幼い頃より創造性に溢れたワニー氏の作品は、製造工場での生産を試みるが、あまりにも独創的なデザインの為生産不可能と断られた。
『デザインができるのなら、自分で作れるのでは』と、自分で革製品の店を出店する。
1980年には、アメリカのバイヤーの目に留まり、ニューヨークのバーニーズニューヨーク等の名だたるセレクトショップで展開され認知度を上げていく。
1984年には、パリとミラノに初の直営店をオープンさせる。
1999年には、日本での第一号店である京都でオープンし日本での本格的な展開をスタート。
2008年、ローマでイタリア2号店オープン。
同年、フィレンツェで最も権威のある近現代美術館の展示会場で、ストロッツィ宮殿とのコラボプロジェクトが開始。
2012年からはソウル、ジャカルタ香港等の極東に進出。
2019年に、ニューヨークでの直営店オープン。
メイドインイタリーの日常に馴染むこだわりのモノづくりが広く世界中で愛されている。
革製品の本場である、イタリアのトスカーナ州で生み出される高級で多くの国、多くの人々から愛される確かなモノづくりのブランドです。
特に、ベジタブルタンニン鞣し(植物性の自然にも優しい製法)は、植物の繊細な香りと柔らかいレザーが使い易く自分達の手によって深い色合いに変化していく製品が魅力ですね。
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まとめ:オンでもオフでも必ず必要な日常を飾る身近な愛用品
と、いうことでまとめると
ポイント
- 『素材』⇒ナイロンや合成皮革(フェイクレザー)のような化学繊維で作られるモノはカジュアルな印象。本革のモノは上品で大人の印象。
- 『形状の種類』⇒持ち運びやすい少しカジュアル見えするコンパクトな財布はカジュアルな印象。長方形型の長い財布は上品な大人っぽい印象。
- 『収納力』⇒札、カード、小銭入れから領収書まで収納力が多い程ぶ厚くカジュアルな印象。すっきりと薄い方が上品な印象。使用用途で考慮。
- 『色』⇒黒、グレー等落ち着いた無彩色は上品で大人っぽい印象。ブラウンはクラシック、ネイビーは爽やか、イエロー、レッド等のアクセントになる明るい色含めて有彩色は程度の差はあれどカジュアルな印象。
- 『デザイン』⇒シンプルで艶の有るモノ程上品な印象。パーツ等で飾るデザインフルなモノ程カジュアル。
財布の選び方は5つの特徴で複合的に決まります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
『財布』の選び方が分かっていただけると幸いです。
少しでもあなたのファッションライフのきっかけになれる事を切に願っています。
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