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ダサいを解消。『スウェット・パーカー』大人メンズの家着にならない選び方

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質問

スウェットって家着っぽくならないですか?子供っぽくならないですか?

お客様のよくある声です。『サイズ感』『リブの太さ』『リブの締まり具合』で雰囲気は大きく変化します。自分に馴染む系統に合わせた大人の一枚を選びましょう。

HI10×2KI

防寒用下着から軍用のトレーニングウェア、大学のアスレチックウェアを経てタウンウェアへと採用されたスウェット。

吸汗、防寒性に優れスポーツシーンや寝間着としてでリラックスする際に使用されることが多いことからも『カジュアル』で『家着』という印象が強い。

しかし、防寒という面でニットと同じような役割を果たしながら洗濯に強く扱い易いファッションアイテムとして優秀である。

タウンユースとしてスウェットコーデは取り入れられ『ラフで着飾らないお洒落』として取り入れられる。

だからこそ『家着』ではなく『ファッションアイテム』としてのスウェットを選ぶ必要がある。

スウェットの始め方

  • スウェットは防寒性に優れたお洒落なファッションアイテム。
  • スウェット選びは『サイズ感』、『リブの太さ』と『リブの締め付け』で複合的に決まる。
  • スウェットの種類と形を知る。
  • スウェット選びは自分の系統で決める。
  • 自分にあったイメージを育てる。
  • スウェット選びの着こなしとイメージを育てる。

スウェットの選び方も系統によって合わせ方が異なる。

間違った選び方をしてしまうと『家着』という印象と共に『ダサい格好』になってしまう。

『どことなくお洒落』に必要なのは自分に馴染む格好をすることです。

自分に馴染む系統を決めてイメージを育てましょう。

そんなスウェットに関しての知識をアパレル経験10年以上の『ヒトトキ』が解説します

自分に馴染む系統の決め方はこちらの記事☟

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目次(タップで移動可)
  1. 【メンズファッション】スウェットの形と自分の身体と系統に合わせた着こなし方
    1. 【メンズファッション】適正なスウェットの肩幅の位置
    2. 【メンズファッション】適正なスウェットの袖の長さ
    3. 【メンズファッション】適正なスウェットの丈の長さ
    4. 【メンズファッション】スウェットのリブの太さと締まり具合
  2. 【メンズファッション】スウェットの種類と選び方
    1. 【メンズファッション】上品で男らしい『プルオーバースウェット』
    2. 【メンズファッション】可愛らしく顔回りにデザインを作る『スウェットプルオーバーパーカー』
    3. 【メンズファッション】着回し抜群+1点に重宝する『スウェットジップアップパーカー』
  3. 【メンズファッション】スウェットのデザインと選び方
    1. 【メンズファッション】王道のアメカジデザイン『ガゼット』
    2. 【メンズファッション】カジュアルで格好良いデザイン『ロゴ』
  4. 【メンズファッション】スウェットの大人の着こなしテクニック
    1. 【メンズファッション】スウェットより長いインナーを着る
    2. 【メンズファッション】シャツをスウェットのインナーに着る
    3. 【メンズファッション】スウェット自体がカジュアルになるのでボトムスにキレイ目を意識
  5. まとめ:アイテム選びは自分に馴染む物を選ぶ

【メンズファッション】スウェットの形と自分の身体と系統に合わせた着こなし方

気をつけないといけないことは自分の身体、系統とスウェットの形が合っているかです。

小さすぎると窮屈に見え、大きすぎるとだらしなく家着に見えてしまいます。

ポイント

  • 適正な肩幅か。
  • 適正な袖の長さか。
  • 適正な丈の長さか。
  • リブの太さは太い程カジュアルに細い程キレイ目になる。
  • リブの締まり具合は強い程丸く可愛らしく弱い程四角く格好良いスタイルになる。

自分に馴染む系統によって選び方が変化します。

選ぶポイント

  • サーフラグジュアリーはカジュアルだけどリラックス感のある男らしいイメージ。
  • モード&トラッドは独特な雰囲気のある中性的でキレイなイメージ。
  • アメカジクラシックはカジュアルだけど上品な大人っぽいイメージ。
  • キレイ目カジュアルはスマートで爽やかな大人のイメージ。

【メンズファッション】適正なスウェットの肩幅の位置

自分の肩幅とスウェットのボディと腕の継ぎ目の幅で印象は大きく変化します。

一般的には自分の肩の端がスウェットのボディと袖の継ぎ目が丁度同じくらいの位置にくるのが適正とされます。

しかし、自分の系統に合うかどうかで大きさを選びましょう。

型の幅と継ぎ目の位置関係

  • 継ぎ目が肩幅の内側に来るほどワイルドで男らしく外側に行くほどリラックス感がでて可愛らしいイメージになる。
  • 継ぎ目と肩幅の位置が適正な程上品で大人っぽいイメージになる。

明らかに内側に入りすぎているサイズ感は窮屈なので禁止。

ポイント

  • 継ぎ目が少し内側』⇒格好良いイメージにおすすめ。
  • 継ぎ目が肩幅と同じ』⇒上品で大人なイメージにおすすめ。
  • 継ぎ目が少し外側』⇒リラックス感、余裕のあるイメージにおすすめ。
  • 継ぎ目が極端に外側』⇒独特なイメージにおすすめ。

各系統と肩幅の位置の相性はこちら☟

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サーフ
ラグジュアリー
モード&
トラッド
アメカジ
クラシック
キレイ目
カジュアル
継ぎ目が
少し内側
××
継ぎ目が
同位置
×
継ぎ目が
少し外側
×
継ぎ目が
極端に外側
×××
各系統と肩幅の相性

【メンズファッション】適正なスウェットの袖の長さ

手にかかる長さでイメージが大きく変化します。

一般的には手首が丁度隠れるくらいの位置にくるのが適正とされます。

しかし、自分の系統に合うかどうかで大きさを選びましょう。

袖先と手のかかり具合の位置関係

  • 手の甲の露出が多い程男らしく、少ない程ほど可愛らしいイメージになる。
  • 手首が丁度隠れるくらいで手の甲にかからないぐらいの位置が上品で大人っぽいイメージになる。

各系統と袖の長さの相性はこちら☟

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サーフ
ラグジュアリー
モード&
トラッド
アメカジ
クラシック
キレイ目
カジュアル
手首が見えるくらい短い××
手首が丁度隠れるくらい×
手の甲に袖がかぶるくらい××
手の甲が袖で隠れるくらい×××
各系統と袖の長さの相性

【メンズファッション】適正なスウェットの丈の長さ

丈の長さで印象は大きく変化します。

一般的には丈の長さはベルトに少しかかるぐらいが良い。

短すぎてしゃがんだ時に背中やパンツが見えることはだらしないので避ける。

自分の系統に合うかどうかで丈の長さを選びましょう。

丈の長さ

  • ベルトが隠れるくらいの長さは上品で格好良いスタイルになる。
  • お尻が隠れるくらいの長さは可愛らしいく中性的なイメージになる。

ポイント

  • ベルトラインが見えるくらい』⇒格好良いイメージにおすすめ。
  • ベルトラインが少し隠れるくらい』上品で大人なイメージにおすすめ。
  • 『ベルトラインが隠れて見えないくらい』リラックス感、余裕のあるイメージにおすすめ。
  • 『ベルトラインより大きく下』⇒独特なイメージにおすすめ。

各系統と丈の長さの相性はこちら☟

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サーフ
ラグジュアリー
モード&
トラッド
アメカジ
クラシック
キレイ目
カジュアル
ベルトが
見える
××
ベルトが
少し隠れる
×
ベルトが
隠れる
×
極端に
長い
×××
各系統と裾の長さの相性

【メンズファッション】スウェットのリブの太さと締まり具合

スウェットにおけるリブ(ゴム編みのパーツ)は『首』『両手首』『裾』の4か所にあります。

リブの太さで印象が大きく変化します。

リブの太さ

  • リブが太い程カジュアルで、細い程上品でキレイ目になる。

リブの締め付けによっても印象が大きく変化します。

リブの締め付けがゆるい程スウェットの形状はそのままで四角く、リブの締め付けがきつい程丸みを帯びた形になる。

リブの締め付けがきついと裾は上に上がってしまい、袖はバルーンスリーブのようなたわみが出来ます。

リブの締め付け

  • リブの締め付けがきつい程変形し奇抜なスタイルになり、締め付けがゆるい程上品でキレイ目なスタイルになる。

【メンズファッション】スウェットの種類と選び方

スウェットとは伸縮性、吸汗性、防寒性に富んだ生地。

二層構造になっており内側はパイル(ループ状)の織物に外側は平編みの生地を組み合わせている。

内側のパイルは吸汗性を外側の平編みは伸縮性を二層構造が防寒性を上げている。

ポイント

  • 裏毛』⇒スウェットの裏地が通常のパイル(ループ状)になっている比較的薄い生地。Tシャツよりは防寒性が高い為、初春や初秋に着られる。
  • 裏起毛』⇒スウェットの裏地のパイルを起こして起毛させた生地。柔らかい触り心地と空気を含む量が増えぶ厚くなるので防寒性が高まっている為、晩秋から冬に着られる。

スウェットのトップスはアメリカでは『スウェットシャツ』と呼びパンツは『スウェットパンツ』と呼び区別される。

日本で言う『トレーナー』は『スウェットシャツ』と同義であるが日本で生まれた和製英語であり海外では通じない。

【メンズファッション】上品で男らしい『プルオーバースウェット』

プルオーバーとは『かぶり』という意味。

羽織るものではなくTシャツと同じ形状のかぶって着るスウェット。

首回りを丸く囲む形で鎖骨が見えない。

首が詰まっているのでカジュアルに見える。

一言でクルーネックと言っても首の空き具合は物によって違う。

あまり詰まりすぎていると窮屈に見えるので注意が必要。

特にキレイ目カジュアルは首の詰まり具合に注意。

カジュアル感が強くなる。

【メンズファッション】可愛らしく顔回りにデザインを作る『スウェットプルオーバーパーカー』

プルオーバーとは『かぶり』という意味。

羽織るものではなくTシャツと同じ形状のかぶって着るフード付きのスウェットパーカー。

フードが有ることで柔らかい印象を与える。

スポーティでカジュアルなスタイル。

アウターのインナーとして使えばフードを出してデザイン性高く着ることが出来るコーディネイトアイテム。

ポイント

  • フードがしっかりして立ち上がっている程上品で大人な着こなし、フードがへたって立ち上がりがない程カジュアル感は強くなる

【メンズファッション】着回し抜群+1点に重宝する『スウェットジップアップパーカー』

ジップの開け閉めで羽織ることが出来るフード付きのスウェットパーカー。

涼しい時期のアウター代わりにも寒い時期のインナーにも挟める万能アイテム。

アウターからフードを出してデザイン性のある着こなしも楽しむことが出来る。

ポイント

  • フードがしっかりして立ち上がっている程上品で大人な着こなし、フードがへたって立ち上がりがない程カジュアル感は強くなる。
  • ダブルジップ(上からも下からも開くジップ)になっているものは下からジップを開けることで座った時の裾リブのごちゃ付きを解消できる上に寸胴になりがちなスウェットの裾に動きをつけ、細く見せる効果もある。

【メンズファッション】スウェットのデザインと選び方

大人っぽく着たいなら無地がおすすめ。

奇抜な色はカジュアルでスポーティさが向上するのでブラック、ホワイト、チャコールグレーが合わせやすい。

ヘザーグレーと呼ばれる薄いグレーはアメカジの王道スタイルでカジュアルな印象が強い為、大人な着こなしでは避ける方が無難。

【メンズファッション】王道のアメカジデザイン『ガゼット』

クルーネックのスウェットの首に付け足された逆三角形の生地。

生地の縮み帽子と汗止めの為につけられていた構造。

60年代に経費削減と技術の向上により減少した構造を敢えてつける古き良き時代のデザイン。

シンプルなスウェットに少しのデザインが欲しい人やアメカジスタイルをしたい人が選ぶ

【メンズファッション】カジュアルで格好良いデザイン『ロゴ』

シンプルなスウェットにロゴを入れたデザイン。

選び方を間違えればカジュアル感がアップし子供っぽく見えてしまうので注意が必要。

大人っぽく着こなすにはロゴの字体に気をつける。

ポイント

  • 細目で小さいロゴはスタイリッシュで格好良い印象を与える。反対に太目で大きいロゴはカジュアルで子供っぽい印象を与える。
  • 立体感のある貼り付けロゴはカジュアル感を助長させより子供っぽいイメージになるので避ける。

【メンズファッション】スウェットの大人の着こなしテクニック

カジュアルで寝間着に見えがちなプルオーバー(かぶり)スウェットに大人っぽく上品に見えるテクニックを使うのが良い。

【メンズファッション】スウェットより長いインナーを着る

Tシャツでもタンクトップでもボトムスとスウェットの間に差し色を入れることでこなれ感のある上品な大人の着こなしを演出できる

【メンズファッション】シャツをスウェットのインナーに着る

回りからシャツ襟を裾からシャツ裾を出すことでキレイ目で上品な大人の着こなしを演出できる

滑りのよい艶のある生地を入れるとカジュアルなスウェットにキレイ目をMIXできる。

シャツの選び方はこちらの記事☟

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【メンズファッション】スウェット自体がカジュアルになるのでボトムスにキレイ目を意識

細めのボトムスを選ぶのが原則。

ポイント

  • 淡色デニムはカジュアルでスポーティな見え方。
  • ブラックか濃色デニムで上品な見え方。
  • 化繊混の機能ボトムスが大人でキレイ目な着こなし。

ボトムスの選び方はこちらの記事☟

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まとめ:アイテム選びは自分に馴染む物を選ぶ

と、いうことでまとめると

まとめ

  • スウェットは防寒性に優れたお洒落なファッションアイテム。
  • スウェット選びは『サイズ感』、『リブの太さ』と『リブの締め付け』で複合的に決まる。
  • スウェットの種類と形を知る。
  • スウェット選びは自分の系統で決める。
  • 自分にあったイメージを育てる。
  • スウェット選びの着こなしとイメージを育てる。

大事なのは自分に馴染む服を見つけること!

まずは自分の系統に当てはまることから覚えましょう。

各系統の着こなしのアイテム選びはこちらを参考に☟

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